23年中国政府奨学金への申し込み

23年中国政府奨学金への申し込み

2023年度・中国政府奨学金留学生募集要項が発表されました。

今回は出願書類提出締切が12月9日とかなり前倒しとなりました。昨年度より1か月早く、気がついたら締め切りを過ぎていたという人も多いのではないかと思われます。

(昨年度の概要です↓)

22年中国政府奨学金への申し込み①

23年度スケジュール

①和文出願書類郵送提出
締切:2022年12月9日(金曜日)必着

②書類選考結果通知:2023年1月中旬(合否は海外留学支援サイト「中国政府奨学金」ページに掲載される

③面接選考:2023年2月3日(金曜日)

④CSC電子申請システムへの登録
締切:2023年2月15日(水曜日)

⑤外国人体格検査表・無犯罪経歴確約書の提出
締切:2023年2月15日(水曜日)

⑥面接結果通知:2023年2月上旬予定

⑦最終決定通知:7月中

書類選考の発表については、1月20日とアナウンスがありました。
昨年度と同様に、事前に受験番号のメール通知が届きます(今回は1月16日でした)。

昨年度と大きく違うのは、書類提出締切が繰り上がったのと、CSC電子申請システムへの登録が面接後になったことです。

CSC電子申請システム登録時には外国人体格検査表も手元になければなりません。
地方では外国人体格検査の結果取得に時間がかかるので、書類選考の結果が来たらすぐに検査をする方が確実です。

注意点:事前準備がより厳格に

以前は、第一~第三希望の大学に受け入れてもらえなかった場合は、CSCが配置する他の大学に行けたのですが、昨年度より、記入した大学以外の大学には配置されないと明記されるようになりました。本年度も同様です。

「申請者が記入したすべての留学希望大学が不採用となった場合、不合格となる」

名門大学に希望が集中し、選考に時間がかかってしまうのを防ぐ目的がありそうです。

2022年度募集要項
※留学希望大学は慎重に選ぶこと。北京、上海など大都市にある大学は、申請者が多いため競争倍率が高く、面接選考に合格しても希望の大学に採用されない可能性が高いため、留学希望大学を選択する際は大都市以外にある大学についても考慮すること。また、学力のレベルに差をつけて出願することが望ましい。
※申請者が記入したすべての留学希望大学が不採用となった場合には、不合格となる。なお、出願後の留学希望大学および専攻分野の変更は認められない。
※特に修士、博士、進修生は、本奨学金の申請前に留学希望大学の入学試験を受け、受入れ内諾書(予録取通知書)または指導教官の招聘状などの証明資料を取得することが望ましい。また、既に中国の大学に在籍している場合でも、必ずしも中国政府奨学金留学生として在籍校に採用されるとは限らない。
2023年度募集要項
申請者が記入したすべての留学希望大学が不採用となった場合、不合格となる。当該大学が受入れ不可となった場合または申請者が拒否する場合には、面接選考に合格していても不採用となるため、事前に留学希望大学の入学試験を受け、受入れ内諾書(予録取通知書)を取得することを推奨する。
なお、今回の募集より修士、博士、普通進修生、高級進修生は、原則として、受入れ内諾書(予録取通知書)または指導教官の招聘状などの証明資料を取得することが必須となる。
※北京、上海など大都市にある大学は、申請者が多いため競争倍率が高く、面接選考に合格しても希望の大学に採用されない可能性が高いため、留学希望大学を選択する際は大都市以外にある大学についても考慮すること。また、学力のレベルに差をつけて出願することが望ましい。
※申請者が記入したすべての留学希望大学が不採用となった場合には、不合格となる。(太字は筆者編集)

注意点:メールアドレス

和文出願書に記入するメールアドレスは、Hotmail 又は Outlook NGです。

CSCに登録するメールアドレスは、Gmail、Yahooは不可。

日頃使わないアドレスを登録する場合は、よく使うアドレスに転送設定をかけておくといいです。

指導教官からの受入同意書を入手する

22年中国政府奨学金への申し込み②