中国留学・外国人体格検査・健康診断書の入手方法

中国留学・外国人体格検査・健康診断書の入手方法

中国留学・外国人体格検査・健康診断書の入手方法についてのご紹介です。

外国人体格検査

中国に半年以上(181日以上)留学する場合には、日本の国公立病院で健康診断を受け、外国人体格検査記録表を取得する必要があります。

留学ビザ申請時には外国人体格検査記録表の提出は不要です。現地に到着後、外国人居留許可を取得する際に、現地の公安局の出入境管理部に提出することになります。

半年未満の短期留学の場合、X2ビザを申請しますが、X2ビザでの中国滞在では外国人体格検査は不要です。
留学において外国人体格検査が必要なのはX1ビザでの滞在時となります。

受診可能な病院について

日本の国公立病院および日中友好病院で受けた診断のみが有効で、日本赤十字病院などで受けた検査は無効となりますのでご注意ください。

複数の留学情報サイトで、同じ内容の「受診可能な病院一覧」リストが紹介されていますが、そちらに掲載されている病院は一部のみで、かなり不正確な内容となっています。
近くに国公立病院がある場合はまずは電話で「中国渡航者向け健康診断(外国人体格検査)」ができるかどうかを確認してみてください。

特に、関西の場合、留学情報サイト上のリストにある病院は健康診断を受け付けていないところがあります。受け付けている病院は必ずあるので、最初に問い合わせた病院で受けられないと言われても焦らず、他の病院を当たってみることをおすすめします。

まずは国立病院の病院一覧から、最寄りの病院を探してみましょう。 これだけでも、上記サイトのリストより多いことに驚かれると思います。公立病院でも受付しているところも多いので、あたってみてください。

予約が必要な場合も多いので、余裕をもって準備を始めましょう。

コロナ禍の影響もあり、各病院の方針は変更されることが多いため、ここで情報共有することは控えますが、金額も20,000~30,000円とばらつきがあり、検査表の交付は1~2週間後に必ず本人が取りに来なければならないというところが多い中、当日交付を含め、短期間で交付してくれる病院もあるようです。

検査表について

検査表は専用の書式があります。中国大使館WEBサイトなどから入手可能です。

必ず両面印刷とします。写真は病院によって、貼らずに持参する場合と貼って持参する場合があるようですので、あらかじめ確認しておきましょう。

大使館からダウンロードする書式の写真添付欄が大きいので心配になりますが、外国人体格検査表に添付する写真サイズは3×4㎝で問題ありません。必ず病院の割印を押してもらいましょう。

書類を受け取った時に、医師のサインがあるか・写真への割印があるか・血液検査結果、心電図検査結果、レントゲンフィルムの原本が添付されているか等しっかりその場で確認しましょう。レントゲン写真はサイズが大きいので、大きめのバッグなどを用意しておくといいです。

ビザについて

2021年より、ビザ申請には指紋採取が必要になったため、申請時には事前予約の上、必ず本人がビザ申請サービスセンターに出向かなければならなくなりました。コロナ禍前とは状況が大きく変わっていますので、しっかり最新情報を確認の上準備をしてください。