24年中国政府奨学金への申込・内諾書の申請方法

24年中国政府奨学金への申込・内諾書の申請方法

2024年度・中国政府奨学金留学生募集要項が発表されました。

23年度に比べると、出願書類提出締切が後ろ倒しになっています。
春節の時期と関連があるのかもしれません。

23年中国政府奨学金への申し込み

(内諾書申請関連ページリストを記事最後に追記しました。)

受入れ内諾書が必須に

前年度との大きな変化は、和文出願書類アップロードシステムの導入もありますが、なんといってもこれです。

また、今回の募集より、すべての申請者は、CSC電子申請登録時に受入れ内諾書(予録取通知書)または指導教官の招聘状などの受け入れの内諾を証明する資料を取得し、CSC電子申請システムでアップロードすることが必須となる。アップロードできないことが無いよう、CSC電子申請登録前に必ず準備すること。
希望する大学であっても、CSC電子申請登録時に、その大学の受入れ内諾を証明する資料を提出できない場合は、その大学には中国政府奨学金留学生として受け入れられないので注意すること。

数年前から、政府奨学金申請用の内諾書を提供することを告知する大学が増えていると感じていましたが、今回の改変の布石だったのかもしれません。

内諾書提出が必須であるということは受入大学側にも通知されるでしょうから、慌てず志望大学の募集要項をしっかり確認し、アドミッションページに内諾書についての記載がない場合は、留学生支援室宛にメールなどで内諾書をもらうにはどうしたらいいかを尋ねてみるといいと思います。

HSK主催の留学説明会などに参加している大学は日本からの留学生受け入れに積極的と考えられます。まずはそのあたりから始めてみるといいです。

CSC電子申請締め切りは3月1日。まだまだ時間はあるのであきらめずにトライしましょう!

中国の大学に受入内諾書(予録取通知書・中国政府奨学金)を申請する

とりあえず留学生支援室に連絡

内諾書を得るということは、事前に志望大学の入学審査を受けることを意味します。

まずは留学生支援室(国際交流~的な名前のついているオフィス)に連絡を取るのが近道です。
学位を取得しないタイプの留学であれば、人気大学でない限り、必要書類さえ提出できれば、割とスムーズに手続きが進むのではないかと思います。
翻訳アプリを使ってで大丈夫です。内諾書が必要なことを訴えて対応してもらいましょう。

学位取得タイプの留学の場合、審査・選考が厳しくなります。
頑固な大学または担当者にあたった場合、絶対に国内選考合格した後でないとダメと言い張られる可能性もあります。
多分面接合格の結果がわかってから内諾書申請するのでは間に合わないと思うので、書類選考通過の時点で再チャレンジするなど、とにかく当たって砕けろで何度も訴えてみてください。

内諾書取得までの期間

一昨年、とある大学にCSC-Aのための内諾書申請をしたところ、書類を提出してから学内審査を経て、結果が届くまで約2週間かかりました。
(奨学金の申請に必要な書類のほかに、推薦状2通・無犯罪証明書・健康診断結果も必要でしたが、用意できている申請書類を入学審査に回してもらうようにお願いし、無犯罪証明書・健康診断結果は入手次第送らせてもらうように交渉しました。先の書類提出から2週間後に、無犯罪証明書・健康診断結果を提出したその日に内諾書が届いたので、書類がそろっていればもう少し早く結果が届いたかもしれません。)

繰り返しますが、CSC電子申請締め切りは3月1日ですから、まだまだ時間はあります。

まずは志望大学に問い合わせましょう!
長期休みに入るまでにある程度の情報を得ておくのが必須です!!

必要書類を準備

内諾書申請にかかる審査のために必要なのは、自費生としての申請に必要な書類とほぼ同じです。
健康診断書が早めに必要になる可能性がありますので、病院の予約方法など調べておくとよいです。

中国留学・外国人体格検査・健康診断書の入手方法

(外国人体格検査の期限半年については、あまり気にしなくて大丈夫です。渡航前・ビザ手続きには不要ですし、留学生を多く受け入れる大学では入学後にみんなで健康診断を受けに行けるよう手配してもらえます。)

無犯罪証明書を要求する大学もありますので、手続きを始めましょう。
(下記記事内の「無犯罪証明書の入手」を参考にしてください)

JASSO中国政府奨学金の面接選考に落ちた後できること

自費生としての申請資料に推薦状2通が入っている場合は、すぐに必要になるので早めに準備しておきましょう。
推薦者にサインしてもらうだけでいいように内容はすべて自身で用意するとスムーズに進みます。

修士・博士の場合は指導教官からの推薦状も有効です。

指導教官からの受入同意書を入手する

志望校3校すべての内諾書を用意することになります。
各大学の募集要項をしっかり読んで、必要な書類を確認しておきましょう。
自費生向けの募集要項が参考になります。

中国政府奨学金申請と同時進行でできること

内諾書申請関連ページリスト

ざっと調べただけですが、奨学金用の内諾書申請方法(A類B類含む)が書いてある参考ページを紹介しますね。

志望大学名+预录取通知书+申请」で検索してみましょう。
修士・博士・進修生の方は 「留学生导师推荐函」「导师接收函」などのキーワードもよいかと思います。

※昨年以前の要綱がほとんどなので、「CSCで奨学金受給資格を得たのちに内諾書を申請するように」とありますが、今年から募集内容が変わったことを強調して、書いてある連絡先にお願いしてみるのがいいかと思います。

北京科技大学
预录取通知书(CSC—Type A)申请方式

西安交通大学
中国政府奖学金商请项目预录取通知书申请指南

上海师范大学
预录取通知书申请指南

東華大学
怎样准备中国政府奖学金A类留学项目的《预录取通知书》

大連理工大学
https://sie.dlut.edu.cn/jxj/zgzfjxj/gxzzzsxm.htm

募集内容が変わったことについて…

昨年の結果を見ると、国内の面接選考に合格しても大学から入学許可を得られず、最終的に不合格になったケースが多かったようです。
おそらく年々こういうケースが増えているので、特に学位取得留学を希望する申請者については、国内選考終了の時点で内諾書を取得するように変更されたのだと思います。

有名大学は早いうちから一般選考を開始しているところも多いので、早めに準備して、試験や面接のある一般募集(自費生)で合格している人を優先するということでしょうか。今回の変更は、超人気大学に希望が集中し、最終合格者が減ることを防ぐための策でもあるでしょう。

ちなみに、この秋入学した学位取得タイプの奨学金生は、入学後しばらくして、全員必須の語学テスト受験が課されました。
中国政府としても、奨学金生のレベルアップを図ろうとしているのかと思われます。

中国政府奨学金・最終合格発表