JASSO中国政府奨学金の面接選考に落ちた後できること

JASSO中国政府奨学金の面接選考に落ちた後できること

中国政府奨学金の書類選考及び面接選考に残念ながら通らなかった場合でも、あきらめないでください。まだまだできることがあります。

中国政府奨学金のCSC申請で用意した書類を使いまわせるので、手間はそれほどかかりません。ぜひチャレンジしてみてください。

地方政府奨学金に申し込む

各地の地方政府奨学金は、場所によっては中国政府奨学金と同じくらい手厚い内容です。複数大学の併願も可能。

ここでは北京・上海・浙江省の奨学金のみご紹介していますが、他の地方も独自の留学生向け奨学金制度を設けています。志望大学の地方政府奨学金についてぜひ調べてみてください。

北京市政府奨学金

http://japanese.beijing.gov.cn/studyinginbeijing/scholarshipapplications/202007/t20200727_1961446.html

奨学金の種類
① 全額奨学金:学費免除・生活費の提供(本科生月額1000元・碩士生1200元)
② 一等奨学金:学費免除
③ 二等奨学金:学費半額免除

奨学金申請先:各大学

上海市政府奨学金

http://study.edu.sh.gov.cn/en/ise.html

奨学金の種類
① タイプA(全額奨学金):学費・生活費・寮費・医療保険の提供(中国政府奨学金と同等)
② タイプB(部分奨学金):学費・医療保険の提供

奨学金申請先: http://study.edu.sh.gov.cn/en/ise.html

上記サイトのApplyボタンより、必要書類をアップロードの上申請。
申請したのち、申請書PDFをダウンロードし、希望大学に出願する際、この申請書を提出する。

出願期間は、原則として2月から4月であるが、出願時期や出願方法は大学により異なるため、各大学のホームページを確認すること。

浙江省奨学金

http://www.studyinzhejiang.com/Scholarship.html

(浙江省は省政府奨学金の他にも杭州政府奨学金など各地方奨学金も充実しています)

希望大学に中国政府奨学金タイプBを申請する(碩士・博士のみ)

JASSOなど日本国内の機関が窓口となる中国政府奨学金(タイプA)とは別に、碩士・博士を対象としたタイプBの中国政府奨学金(高水平研究生项目)があります。中国政府奨学金とほぼ同じ手厚い内容となっています。

申請方法:CSCにてB類で申請したのち、志望大学に連絡を取る。CSC登録時に申請先として大学番号が必要。

自費学生として応募する

志望大学に自費学生として入学申請をします。
無事入学できれば、翌年改めて奨学金申請をすることができます。

ただし、中国政府奨学金選考を通っても、在学中の成績がよくないために志望大学に受け入れてもらえない学生が毎年必ずいるそうなので、2年目以降の奨学金獲得を目指す場合は、特に真面目に学業に取り組み、優秀な成績を残すことが必要になりそうです。

無犯罪証明書の入手

地方政府奨学金、また自費生として応募する場合、多くの大学で無犯罪証明書が必要となります。

しかし、日本の警察庁においては警察証明書というのは「捜査情報の開示」としており、たとえ本人であっても開示しない種類の書類となっています。公的機関が要求元であり、かつ、要求の根拠となる法令が確認できた場合は証明書が発給されます。

こういった日本ならではの事情があり、中国政府奨学金の申請時には確約書のみで問題ないのですが、大学によっては、このことを説明しても「無犯罪証明書は必ず提出してください」と言われるところも多いようです。

日本では無犯罪証明書の取得が一般的ではないため、中国政府奨学金申請時にも中国大使館より無犯罪確約書の提出のみで可とされている」ことをまずしっかり大学の担当者に説明し、それで納得してもらえなければ外務省に対して「特別発給」の申請手続きをとることになります。発給までに時間がかかるので、大学の担当者に、入手次第提出する旨、提出が遅れることについて許可をもらっておきましょう(だいたい受け付けてくれます)。

発給申請の流れの例としては、次の通りです。
①住所のある都道府県警察署に連絡し、無犯罪証明書の入手方法について尋ねる
②申請可能であれば外務省の連絡先を伝えられるので、電話またはメールし発給申請方法について確認する
③外務省の担当部署に、必要な書類を提出する
 ・大学に提出する出願書類の写し
 ・入学手続きにおいて無犯罪証明書の提出が必要である証明(WEBサイトキャプチャで可)
 ・出願する大学が国公立であることがわかる資料
 ・依頼書
④問題なければ外務省から警察に取り次がれ、審査の結果発給できるようであれば、警察から連絡がある(1か月ほどかかる可能性あり)
⑤管轄の警察署から連絡があり、指紋採取を受ける
⑥証明書を受領する(指紋採取から1週間~10日かかる)

こちらはあくまで過去の例ですので、必ず最新情報をご確認ください。