指導教官からの受入同意書を入手する
JASSOの中国政府奨学金募集要項ページにも、指導教官からの招聘状についての記載があります。
※特に修士、博士、進修生は、本奨学金の申請前に留学希望大学の入学試験を受け、受入れ内諾書(予録取通知書)または指導教官の招聘状などの証明資料を取得することが望ましい。
修士・博士の場合は、申請時に提出する学習計画書の内容が重視されます。
指導教員を探し、コンタクトを取っているというだけでも、研究に対しての強い意気込みをアピールできるので、可能であれば指導教官に受入同意書の提供をお願いするといいと思います。
大学院の指導教員の探し方
どうやって指導教官を探すかということについては、ほんとうに人それぞれで、各所からお話を聞いてみると、人の御縁というものを実感します。
研究計画の作成と並行して、学会報告や文献にあたりながら、自分の研究分野に合った指導教員を探しましょう。
連絡先は大学のホームページに記載されていることも多いですが、見つからない場合は、大学の留学生支援室に連絡し、連絡方法を尋ねることができます。
同意書の求め方
指導教員へメールを送る際には、教員について知った経緯・紹介者、これまで目を通した指導教員の論文とともに、自身の今後の研究計画、留学の意向について丁寧に説明していきます。
指導教員からの推薦が受けられそうであれば、受入同意書(导师同意接收函)を依頼します。
大学指定のフォームがあるかもしれませんので、留学生支援室に問い合わせてみるとよいです。
特に指定がなければ、「导师同意接收函」のキーワードで見つかる文書を参考に作成し、指導教員にサインを依頼するのでも問題ないと思います。
面識もなければコンタクトを取ったこともない指導教員のもとに配置され、実際に配置された後であまりよい環境ではないことがわかるとつらいので、指導教員には積極的に連絡をとり話をしてみるのがのちのちのことを考えてもよいでしょう。
入学許可書にはならない場合も
指導教員のサインを取り付けた同意書が、入学許可書と同等に扱われる場合と、そうでない場合とがあります。
奨学金申請のために取得した指導教員の同意書が大学の受入内諾書と同等なのかどうかについては、大学の留学生支援室にしっかり確認しておく必要があります。
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